for
名称
for
説明
for文は、波括弧で囲まれた文のブロックの繰り返しに使われる。増分カウンタがループの実行制御に通常利用される。for文は操作を繰り返すときに有用であり、配列と組み合わせてデータやピンの集合に対する操作を行うときに利用することが多い。
書式
for (initialization; condition; increment) {
// statement(s);
}
引数
initialization | 最初に一度だけ実行される。 |
condition | ループのたびに評価され、trueの場合はstatementブロックが実行され、その後、incrementが実行される。その後、conditionが再度評価される。conditionがfalseになると、ループが終了する。 |
increment | conditionがtrueのとき、ループが実行されるたびに実行される。 |
使用例
以下のコードは温度センサシステムの一部である。
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注意
C言語のforループは、BASICのような他の言語に見られるforループよりも柔軟である。for文のどれかもしくはすべての部分は省略可能である(セミコロンは必要)。また、初期化や制御式、増分操作にはC言語で有効などのような式でもよく、また、浮動小数を含むC++言語のどんな型や、直接は関係のない変数を使ってもいい。このfor文の独特の方式により、まれに表れるプログラミング上の問題を解決できることもある。
例えば、増分操作として、掛け算を使うと、等比数列を生成することができる。以下のプログラムは、 2,3,4,6,9,13,19,28,42,63,94を表示する。
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一つのfor文で、LEDを明るくしたり暗くする例。
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参照
オリジナルのページ
https://www.arduino.cc/reference/en/language/structure/control-structure/for/
Last Revision: 2019/07/24
最終更新日
January 4, 2024