Ethernet.maintain()
名称
Ethernet.maintain()
説明
DHCPリースの期限を延長する。DHCPサーバ経由でIPアドレスを割り当てたとき、イーサネットデバイスは一定期間アドレスをリースされる。maintain()を使うことで、DHCPサーバに期限の延長を要求することができる。サーバの設定により、同じアドレスを取得したり、新規アドレスを取得したり、何ももらえなかったりする。
この関数は何回でも呼び出すことができるが、必要な時にDHCPリースの再要求が行われる。もっとも簡単なのは、loop()が実行されるときに呼び出すことであるが、より少ない呼び出しの方がいい。DHCPプロトコルが延長を要求するときに、この関数を呼び出さなければリースは更新されず、期限切れのリースを使い続けることになる。これにより、ただちに接続が切れることはないが、DHCPサーバが同じアドレスを他にリースした場合は問題が生じる。
maintain()は、Arduino 1.0.1から導入された。
書式
int EthernetClass::maintain();
引数
なし。
戻り値
0 | 何も起こらなかった。 |
1 | 期限延長失敗。 |
2 | 期限延長成功。 |
3 | 再取得失敗。 |
4 | 再取得成功。 |
オリジナルのページ
https://www.arduino.cc/reference/en/libraries/ethernet/ethernet.maintain/
最終更新日
January 7, 2024