delayMicroseconds()
名称
delayMicroseconds()
説明
パラメータで指定した時間(マイクロ秒単位)だけプログラムを一時停止する。1秒は1,000ミリ秒で、1,000,000マイクロ秒である。
現状, 正確に生成できる遅延の最大値は16383である。これより大きい値では、極端に短い遅延を生成するかもしれない。これは、将来のArduinoリリースで変更される可能性がある。数千マイクロ秒よりも長い遅延が必要なときは、delay()を利用すること。
書式
void delayMicroseconds(unsigned int us);
引数
us | 一時停止する時間(マイクロ秒単位) |
戻り値
なし。
使用例
以下のコードでは、8番ピンを出力に設定する。約100ミリ秒ごとにパルスを発生させる。概算なのは他の命令が実行されるためである。
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注意
この関数は、3マイクロ秒から16383マイクロ秒の範囲でとても正確に動作する。非常に小さい遅延時間に対しては、delayMicroseconds()の精度は保障できない。大きい遅延時間を指定すると、実際には極端に短い遅延を生成するかもしれない。
Arduino 0018以降から、delayMicroseconds()は割り込み禁止にしない。
参照
オリジナルのページ
https://www.arduino.cc/reference/en/language/functions/time/delaymicroseconds/
Last Revision: 2021/09/07
実装の解析
最終更新日
January 4, 2024