変数の有効範囲
説明
Arduinoが使っているC++言語の変数は有効範囲と呼ばれる属性を持っている。全ての変数が大域変数であるBASICなどの言語とは異なっている。
大域変数はプログラムの全ての関数から可視の変数である。局所変数は、その変数が宣言された関数内で可視の変数である。Arduino環境では、関数(例えばsetup()やloop())の外側で定義された変数が大域変数である。
プログラムが大きく複雑になってくると、局所変数はその関数の中からしかアクセスできないことを保証するための有効な手段となる。このことは、ある関数が他の関数で利用している変数を誤って変更することを防ぐ。
for文の中での変数宣言も使いやすい。これは、for文のブロック内からだけアクセス可能な変数を作る。
使用例
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参照
オリジナルのページ
https://www.arduino.cc/reference/en/language/variables/variable-scope-qualifiers/scope/
Last Revision: 2019/07/19
最終更新日
January 4, 2024