Keyboard.write()
名称
Keyboard.write()
説明
接続しているPCにキーストロークを送信する。この関数はキーボードのキーを押して離すのと似ている。ASCII文字や修飾キーを送信することができる。
キーボードにあるASCII文字だけをサポートしている。例えば、ASCII 8(バックスペース)は動作する。しかし、ASCII 25(置き換え文字)は動作しない。(訳者註:ASCII 25は媒体終端で、ASCII 26が置き換え文字)。
大文字を送るときは、キーボードをタイプするのと同じように、Keyboard.write()はシフトコマンドと文字を送信する。数値を送信すると、ASCII文字を送信する。つまり、Keyboard.write(97)は’a’を送信する。
ASCII文字の完全なリストは、ASCIITable.comを参照。
書式
size_t Keyboard_::write(uint8_t c);
size_t Keyboard_::write(const uint8_t *buffer, size_t size);
引数
c | 送信する文字。charとして受け付けられるどのような文字でも送信できる。例えば、以下はすべて65もしくはASCIIのAを送る。 |
Keyboard.write(65); // sends ASCII value 65, or A
Keyboard.write('A'); // same thing as a quoted character
Keyboard.write(0x41); // same thing in hexadecimal
Keyboard.write(0b01000001); // same thing in binary (weird choice, but it works)
buffer | 送信する文字列。 |
size | 送信する文字列長。 |
戻り値
送信したバイト数。
使用例
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注意
Keyboard.write()コマンドを使うと、Arduinoはキーボードを横取りする。このコマンドを使う前に制御可能であることを確認すること。キーボード制御状態をトグルする押しボタンを使うのが効果がある。
参照
オリジナルのページ
https://www.arduino.cc/reference/en/language/functions/usb/keyboard/keyboardwrite/
Last Revision: 2019/02/21
実装の解析
まだ解析していません。
最終更新日
January 4, 2024