修飾キーと特殊キー

説明

引数として印刷可能なASCII文字が与えられたときは、Keyboard.write()とKeyboard.press()、Keyboard.release()は、対応するキーの動作をシミュレートする。これらの関数はShiftキーや、国際キーボードでのAltGrキーなどと同時に押す動作も扱うことができる。例えば、

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Keyboard.write('a');  // press and release the 'A' key
Keyboard.write('A');  // press Shift and 'A', then release both

しかし、典型的なキーボードには印刷可能なASCII文字ではないキーが多くある。これらのキーをシミュレートするために、このライブラリは、Keyboard.write()やKeyboard.press()、Keyboard.release()に渡すことができるマクロを提供している。例えば、Shift+F2のキーの組み合わせは、以下のコードで生成することができる。

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Keyboard.press(KEY_LEFT_SHIFT);  // press and hold Shift
Keyboard.press(KEY_F2);          // press and hold F2
Keyboard.releaseAll();           // release both

複数のキーを同時に押すには、Keyboard.write()ではなくKeyboard.press()を使う必要があることに注意すること。前者は単にキーを押してすぐに離すだけである。

利用可能なマクロを以下に示す。

修飾キー

これらのキーは、同時に押すことで、他のキーの通常動作を変更する。

特殊キー

これらは、印刷可能なASCII文字ではなく修飾キーでもない。

英数字群内にあるキー

ナビゲーション群内にあるキー

数字キーバッド

エスケープとファンクションキー

機能制御キー

国際キーボードのレイアウト

いくつかの国のレイアウトでは追加のキーが定義されている。例えば、スウェーデンとデンマークのレイアウトでは、KEY_A_RINGが0xB7と定義されている。これは、“P"の右側にあるキーで、“Å”と表記されている。USレイアウトでは、“{”/“[”に相当する。これらの定義を使うには、適切なKeyboard_*.hファイルをインクルードする必要がある。例えば

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#include <Keyboard.h>
#include <Keyboard_sv_SE.h> // extra key definitions from Swedish layout

void setup() {
  Keyboard.begin(KeyboardLayout_sv_SE); // use the Swedish layout
  Keyboard.write(KEY_A_RING);
}

void loop() {} // do-nothing loop

レイアウト特有のキー定義については、ライブラリソース内にある、関連するKeyboard_*.hファイルを参照すること。

オリジナルのページ

https://www.arduino.cc/reference/en/language/functions/usb/keyboard/keyboardmodifiers/

Last Revision: 2022/05/08

最終更新日

January 4, 2024