Arduino UNO R4 WiFiのADC分解能

UNO R4 WiFiで、ADCの分解能を変更する方法を学びます。


AUTHOR: Karl Söderby


このチュートリアルでは、Arduino UNO R4 WiFiボードのアナログデジタル変換器(ADC)の分解能を変更する方法を学びます。デフォルトでは、分解能は10ビットに設定されています。アナログ入力の精度を改善するために、12ビット(0-4095)と14ビット(0-16383)の分解能に変更することができます。

目的

このチュートリアルの目的は、

  • ADCの分解能を12/14ビットに変更します。

必要なハードウェアとソフトウェア

アナログデジタル変換器(ADC)

アナログデジタル変換器(ADC)は、アナログ信号をデジタル信号に変換します。Arduinoボードの標準的な分解能は、10ビット(0-1023)に設定されています。UNO R4 WiFiは14ビットまでの分解能をサポートします。これにより、アナログ信号を高精度の値で取得できます。

分解能を上げるには、analogReadResolution()関数を使うだけです。

これを使うには、setup()内でこれを実行し、analogRead()を使い、アナログピンから値を取得するだけです。

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void setup(){
  analogReadResolution(14); //change to 14-bit resolution
}

void loop(){
  int reading = analogRead(A3); // returns a value between 0-16383
}

まとめ

この短いチュートリアルでは、UNO R4 WiFiボードで利用できる新しい機能である、ADCの分解能を上げる方法を紹介しました。

オリジナルのページ

https://docs.arduino.cc/tutorials/uno-r4-wifi/adc-resolution

最終更新日

November 12, 2023

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