Servo

種々のサーボモーターを制御することを可能とする。

このライブラリは多くのサーボを制御することができる。タイマーを注意深く利用し、12個のサーボを1つのタイマーで制御する。Arduino Dueでは、60個まで制御することができる。

リポジトリ

互換性

このライブラリは、avr、megaavr、sam、samd、nrf52、stm32f4、mbed、mbed_nano、mbed_portenta、mbed_rp2040、renesas、renesas_portenta、renesas_unoアーキテクチャで利用できるので、以下のArduinoボードで利用可能である。

互換性に関する注意

注意: 上記のアーキテクチャで正しくコンパイルされるように作成されているが、特定のボードでのみ利用可能なハードウェア機能が必要となる場合がある。

リリース

このライブラリを使うためには、Arduino IDEでライブラリマネージャを開きインストールする。

使用方法

このライブラリを使うとArduinoボードを使ってRCサーボモーターを制御することができる。サーボは精密に制御できるギアとシャフトを統合したものである。一般的なサーボはシャフトを様々な角度にすることができ、それは、通常0度から180度である。連続回転サーボはシャフトの回転速度を制御することができる。

サーボライブラリは、ほとんどのArduinoボードで12個のモーターを制御できる。Arduino Megaでは48個のモーターを制御できる。Mega以外のボードでは、サーボライブラリを使うと、サーボを接続していなくても、9番ピンと10番ピンのanalogWrite()(PWM)が使えなくなる。Megaでは、12個までPWMの機能を妨げずに利用できる。12から23までのモーターを使うと11番ピンと12番ピンのPWMが使えなくなる。

このライブラリを使うためには、以下を宣言する。

#include <Servo.h> 

回路

サーボモーターは、電源、アース、制御信号の3線を持っている。電源線は多くの場合赤で、Arduinoボードの5Vピンに接続する。アース線は多くの場合黒か茶色で、ArduinoボードのGNDピンに接続する。制御信号線は黄色かオレンジ、白で、Arduinoボードのデジタルピンに接続する。サーボは大量の電力を消費するので、1個か2個よりも多くのサーボを制御する場合は、Arduinoの5Vピンではなく、外部から電源を供給する必要がある。この場合Arduinoと外部電源のアースを接続することを忘れないように。

Servo

プログラム例

プログラム例 説明
Knob 可変抵抗を使ってサーボの位置を制御する。
Sweep サーボのシャフトを行き来させる。

オリジナルのページ

https://www.arduino.cc/reference/en/libraries/servo/

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