Stream.parseInt()
名称
Stream.parseInt()
説明
Stream.parseInt()は、ストリームバッファから最初の有効なlong型の整数値を返却する。バッファの先頭にある数値でもマイナス記号でもない文字は読み飛ばされる。
- タイムアウトまでに文字が読み込まれない、もしくは、数字以外の文字が読まれたときに解析は終了する。タイムアウトは設定で変更可能。
- タイムアウト(Stream.setTimeout()参照)が起こった時に有効な数値が読み込まれていない場合には、0が返却される。
この関数はStreamクラスの一部であり、このクラスを継承したすべてのクラス(例えばWireやSerialなど)から呼び出すことができる。Streamのメインページにより多くの情報があるので参照のこと。
書式
long parseInt(LookaheadMode lookahead = SKIP_ALL, char ignore = NO_IGNORE_CHAR);
long parseInt(char ignore);
引数
必要に応じて以下を指定する。
| lookahead | 整数が現れるまでにスキップするモード。型は、LookaheadMode。 |
| 以下の3種類が指定可能。 | |
| SKIP_ALL: マイナス符号、数字以外は、すべてスキップ。デフォルトのモード。 | |
| SKIP_NONE: スキップしない。最初の文字が有効な文字でない限り、ストリームは操作されない。 | |
| SKIP_WHITESPACE: タブとスペース、ラインフィード、キャリッジリターンをスキップ。 | |
| ignore | 有効な文字が現れてから無視する文字。例えば、1000毎の区切り文字をスキップするために使われる。 |
戻り値
読み取った整数値。
参照
オリジナルのページ
https://www.arduino.cc/reference/en/language/functions/communication/stream/streamparseint/
Last Revision: 2019/02/21
実装の解析
まだ解析していません。
最終更新日
January 4, 2024