フロントマター

はじめに

Hugoでは、マークダウンファイルの先頭部分に、フロントマターと呼ばれる、メタデータ管理の機能を提供しています。これにより、各コンテンツに、ページ単位のメタデータを定義することができます。

フロントマター

フロントマターは、TOML、YAML、JSON、ORGの4種類の形式で記述することができます。各形式で、フロントマターの開始終了を表す文字列が定められています。

形式 説明
TOML 開始・終了は、+++ で区切る。
YAML 開始・収量は、--- で区切る。
JSON {} で囲まれた、一つのJSONオブジェクトを配置する。
ORG #+KEY: VALUE形式で記述する。#+ 以外で始まる文字列が現れた時点で終了する。

変数には、Hugoにより事前定義されたものがあります。それ以外の変数は、ユーザが定義することができます。

フロントマターで定義した変数は、テンプレートやショートコード内で参照することができます。ユーザが定義した変数は、.Params という変数にまとめて入れられます。テンプレートからは、以下のようにして参照することができます。

1
2
3
+++
user_defined = true
+++
1
{{ .Params.user_defined }}

あたりまえですが、フロントマターはHTMLファイルには現れません。

最終更新日

March 21, 2022

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