randomSeed()
名称
randomSeed()
説明
randomSeed()は疑似乱数生成器を初期化し、疑似乱数系列の任意の地点から開始させる。この系列はとても長く、乱雑で、いつも同じである。
以降のスケッチの実行において、random()によって生成される値列が異なることが重要なのであれば、何も接続していないピンをanalogRead()で読んだ値のような、とても乱雑な値をrandomSeed()に与えて、乱数生成器を初期化すること。
逆に、同じ疑似乱数系列を利用することが有効な場合もある。これは、乱数系列を利用する前に、randomSeed()を同一の値を使って呼び出すことで実現できる。
書式
void randomSeed(unsigned long seed);
引数
seed | 疑似乱数系列を初期化するための種(0以外の数値)。 |
戻り値
なし。
使用例
以下のコードは、疑似乱数を生成し、生成した数値をシリアルポートに送信する。
|
|
注意
引数のseedを0にして、randomSeed()を呼び出しても、何も起こらない。
参照
オリジナルのページ
https://www.arduino.cc/reference/en/language/functions/random-numbers/randomseed/
Last Revision: 2022/05/08
実装の解析
まだ解析していません。
最終更新日
August 18, 2022