random()
名称
random()
説明
疑似乱数を生成する。
書式
long random(long max);
long random(long min, long max);
引数
min | 生成させる乱数の下限値(その値を含む)。 |
max | 生成させる乱数の上限値(その値を含まない)。 |
戻り値
minからmax-1までの乱数値。
使用例
以下のコードは、乱数を生成して表示する。
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注意
以降のスケッチの実行において、random()によって生成される値列が異なることが重要なのであれば、何も接続していないピンをanalogRead()で読んだ値のような、とても乱雑な値をrandomSeed()に与えて、乱数生成器を初期化する。
逆に、同じ疑似乱数系列を利用することが有効な場合もある。これは、乱数系列を利用する前に、randomSeed()を同一の値を使って呼び出すことで実現できる。
パラメータのmaxは値が格納される変数のデータ型に従って選ぶ必要がある。どんな場合でも、絶対的な最大値は、long型の定数(32 bit - 2,147,483,647)である。maxをより大きい値に設定してもコンパイル時にはエラーとならないが、スケッチの実行時に生成される数値は期待した通りではない。
参照
訳者註
minを省略した場合は、min=0とみなされる。
minがmax以上の場合は、常にminが返される。
オリジナルのページ
https://www.arduino.cc/reference/en/language/functions/random-numbers/random/
Last Revision: 2019/02/21
実装の解析
まだ解析していません。
最終更新日
August 18, 2022