Serial.write()
名称
Serial.write()
説明
バイナリデータをシリアルポートに書き込む。このデータは、1バイトもしくはバイト列として送信される。数値を文字表現として送信したいときは、Serial.print()関数を利用すること。
書式
メソッド定義 | size_t HardwareSerial::write(uint8_t c); |
size_t HardwareSerial::write(const char *str); |
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size_t HardwareSerial::write(const char *buffer, size_t size); |
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size_t HardwareSerial::write(const uint8_t *buffer, size_t size); |
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利用方法 | Serial.write(c); |
Serial.write(str); |
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Serial.write(str, size); |
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Serial.write(buffer, size); |
引数
Serial | シリアルポートオブジェクト。 |
c | 送信する値(1バイト)。 |
str | バイト列として送信する文字列。 |
buf | バイト列として送信する配列。 |
size | 配列の大きさ。 |
各ボードで利用可能なシリアルポートオブジェクトは、Serialを参照。
戻り値
書き込んだバイト数。戻り値の利用はオプション。
使用例
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注意
Arduino IDE 1.0からは、シリアル通信は非同期である。送信バッファに十分な空きスペースがある場合は、Serial.write()はシリアル回線で文字が送信される前にリターンする。送信バッファが満杯の場合は、Serial.write()は、バッファに十分な空きスペースができるまでブロックされる。Serial.wirte()時のブロッキングを避けるために、送信バッファに空きがあるかを確認するために、Serial.availableForWrite()を使うことができる。
参照
オリジナルのページ
https://www.arduino.cc/reference/en/language/functions/communication/serial/write/
Last Revision: 2019/09/03
実装の解析
最終更新日
August 18, 2022