Arduinoリファレンス
Arduinoリファレンスの日本語訳のページです
Serial.begin()

名称

Serial.begin()

説明

シリアルデータを送信する際の通信速度をbps(ビット/秒)で設定する。シリアルモニタと通信するためには、シリアルモニタの下部のメニューにあるボーレートを設定すること。デジタルピン0番と1番を使って、特定の通信速度を要求する機器と通信するために、他の通信速度を設定することもできる。

オプションの2番目の引数(config)は、データ長とパリティ、ストップビットを設定する。デフォルト(指定しない場合)は、8ビット・パリティなし・ストップビット1である。

書式

メソッド定義void HardwareSerial::begin(unsigned long baud);
void HardwareSerial::begin(unsigned long baud, byte config);
利用方法Serial.begin();

引数

Serialシリアルポートオブジェクト。
baud通信速度(単位はbps)。
configデータ長、パリティ、ストップビットの組み合わせ。有効な値は以下の通り。
訳者註:おそらく、左からビット長、パリティ(N:なし、E:偶数、O:奇数)、ストップビット。
SERIAL_5N1
SERIAL_6N1
SERIAL_7N1
SERIAL_8N1 (デフォルト値)
SERIAL_5N2
SERIAL_6N2
SERIAL_7N2
SERIAL_8N2
SERIAL_5E1: 偶数パリティ
SERIAL_6E1
SERIAL_7E1
SERIAL_8E1
SERIAL_5E2
SERIAL_6E2
SERIAL_7E2
SERIAL_8E2
SERIAL_5O1: 奇数パリティ
SERIAL_6O1
SERIAL_7O1
SERIAL_8O1
SERIAL_5O2
SERIAL_6O2
SERIAL_7O2
SERIAL_8O2

戻り値

なし。

使用例

1
2
3
4
5
void setup() {
    Serial.begin(9600); // opens serial port, sets data rate to 9600 bps
}

void loop() {}

Arduino Mega向けの例:

 1
 2
 3
 4
 5
 6
 7
 8
 9
10
11
12
13
14
15
16
// Arduino Mega using all four of its Serial ports
// (Serial, Serial1, Serial2, Serial3),
// with different baud rates:

void setup() {
  Serial.begin(9600);
  Serial1.begin(38400);
  Serial2.begin(19200);
  Serial3.begin(4800);

  Serial.println("Hello Computer");
  Serial1.println("Hello Serial 1");
  Serial2.println("Hello Serial 2");
  Serial3.println("Hello Serial 3");
}
void loop() {}

注意

USB CDCシリアルポート(例: LeonardoのSerial)では、Serial.begin()は無関係である。これらのポートでは、どんな通信速度や設定でもシリアル通信を行うことができる。各ボードで利用可能なシリアルポートオブジェクトは、Serialを参照。

Arduino Nano 33 BLEとNano 33 BLE SenseボードのSerial1でサポートされるconfigの値は、SERIAL_8N1だけである。

参照

オリジナルのページ

https://www.arduino.cc/reference/en/language/functions/communication/serial/begin/

Last Revision: 2020/09/25

実装の解析

HardwareSerial::begin()

最終更新日

August 18, 2022

inserted by FC2 system