天気予報表示
ESP32
概要
Arduino core for the ESP32とESP-WROOM-32開発ボードを使い、TFTタッチシールドに、天気予報を表示します。基本的には、天気予報付き時計と同じで、表示部分をTFTタッチシールドに変更したものです。
TFTタッチシールドを利用した実験は、こちらのページを参照してください。
作るもの
天気予報のAPIを利用して、TFTタッチシールドに、天気予報を表示します。上の行は時刻とそのときの天気、赤い折れ線は気温、青い折れ線は湿度、水色の棒グラフは降水確率です。
用意するもの
以下のものを用意します。
- ESP-WROOM-32
- TFTタッチシールド
- (PC)
- (USBケーブル)
- (ブレッドボード)
- (ジャンプワイヤ)
基本的な考え方
天気予報付き時計と同じです。そちらを参照してください。
設計
ハードウェアの設計
設計というほどのものではなく、単に、TFTタッチシールドとESP-WROOM-32を接続するだけです。
TFTタッチシールドとESP-WROOM-32との接続は以下のように行いました。
ESP32のピン | 意味 | タッチシールドのピン (番号は、Arduino Unoのピン番号と同じ読み方をしています) |
---|---|---|
15 | TFT用CS | 10 |
33 | TFT用D/C | 9 |
19 | CIPO | 12 |
23 | COPI | 11 |
18 | SCK | 13 |
3.3V | 電源 | 5V |
GND | GND | GND |
プログラムの設計
12時間分の情報を1画面に表示しています。時刻とそのときの天気(アイコン)、気温(赤い折れ線グラフ)、湿度(青い折れ線グラフ)、降水確率(水色の棒グラフ)を表示します。
また、画面下部には、気温、風速、降水確率を順に表示するようにしました。それぞれ、現在情報/最高(最大)/最低(最小)を表示しています。
漢字フォントは、「MPU用16×16漢字フォント」のデータを借用しました。ありがとうございます。
スケッチ
DarkSkyParse用ライブラリは、GitHubに配置しました。
利用する場合は、ssid, password, apiKey, latitude, longitudeをご自分の環境に合わせて設定してください。
バージョン
Hardware: | ESP-WROOM-32 |
Software: | Arduino 1.8.10/Arduino core for the ESP32 |
最終更新日
March 6, 2023