ArduinoGraphics

Arduino用コアグラフィックライブラリ。Processing APIを基にしている。

リポジトリ

互換性

このライブラリは、samdアーキテクチャと互換性があるので、以下のArduinoボードで利用できる。

互換性に関する注意

注意: 上記のアーキテクチャで正しくコンパイルされるように作成されているが、特定のボードでのみ利用可能なハードウェア機能が必要となる場合がある。

リリース

このライブラリを使うためには、Arduino IDEでライブラリマネージャを開きインストールする。

使用方法

これは、グラフィックプリミティブを使い、画面に描画したり書いたりすることができるライブラリである。利用しているスクリーンをドライブする特定のハードウェアインターフェイスライブラリが必要である。このため、それぞれのスクリーン自身のハードウェアに依存したライブラリが必要である。

このライブラリを使うためには、以下を宣言する。

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#include <ArduinoGraphics.h>

グラフィックプリミティブの使用方法を簡単に理解するために、YourScreenという名前のダミーのスクリーンオブジェクトを使っている。これは、実際のもの、例えば、MATRIXやOLED、TFTなど実際のものに置き換える必要がある。詳細は、利用するスクリーンのハードウェアインターフェイスライブラリを参照すること。

このライブラリのスタイルと文法は、Processing 3に触発されている。我々は、Arduinoベースのハードウェアの多様性とPCベースのグラフィックインターフェイスを組み合わせた複雑なアプリケーションを開発するには、Processingを学ぶことが役に立つと信じている。

メソッド

ArduinoGraphics
グラフィックデバイスを初期化する。
グラフィックデバイスを停止する。
グラフィックデバイスの幅(ピクセル)を返却する。
グラフィックデバイスの高さ(ピクセル)を返却する。
描画操作を開始する。
描画操作を終了する。
描画操作の背景色を設定する。
スクリーンの内容を消去する。
描画操作の塗りつぶし色を設定する。
描画操作の塗りつぶし色を解除する。
描画操作の描画色を設定する。
描画操作の描画色を解除する。
直線を描画する。
点を描画する。
長方形を描画し、塗りつぶす。
円を描画し、塗りつぶす。
楕円を描画し、塗りつぶす。
文字を書く。
文字を書くときのフォントを設定する。
現在のフォントの幅をピクセルで返却する。
現在のフォントの高さをピクセルで返却する。
ピクセルの色の値を設定する。
文字の表示とオプションのスクロール処理を開始する。
文字の表示とオプションのスクロール処理を終了する。
文字のスクロール速度を設定する。
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