analogReference()

Last revision:2025/05/10

名称

analogReference()

説明

アナログ入力に利用する参照電圧(入力電圧の最大値)を設定する。

Arduino AVRボード(UNO, Mega, Leonardoなど)

  • DEFAULT: デフォルトアナログ参照電圧の5V(5VのArduinoボード)もしくは、3.3V(3.3VのArduinoボード)
  • INTERNAL: 内蔵参照電圧。ATmega168とATmega238Pでは1.1V。ATmega32U4とATmega8(Arduino Megaでは利用不可)では2.56V。
  • INTERNAL1V1: 内蔵1.1Vの内蔵参照電圧(Arduino Megaだけ)
  • INTERNAL2V56: 内蔵2.56Vの内蔵参照電圧(Arduino Megaだけ)
  • EXTERNAL: AREFピン(0から5Vの間)に供給される電圧が参照電圧として利用される。

Arduino Renesasボード(UNO R4, Portenta C33)

  • AR_DEFAULT: 5V。デフォルトアナログ参照電圧。
  • AR_INTERNAL: 1.5V。UNO R4のRA4M1の内蔵参照電圧の。
  • AR_INTERNAL_1_5V: 1.5。Portenta C33に搭載しているR7FA6M5の内蔵参照電圧。
  • AR_INTERNAL_2_0V: 2.0V。Portenta C33に搭載しているR7FA6M5の内蔵参照電圧。
  • AR_INTERNAL_2_5V: 2.5V。Portenta C33に搭載しているR7FA6M5の内蔵参照電圧。
  • AR_EXTERNAL: AREFピン(0から5Vの間)に供給される電圧が参照電圧として利用される。

Arduino SAMD Boards(Zeroなど)

  • AR_DEFAULT: 3.3V。デフォルトアナログ参照電圧。
  • AR_INTERNAL: 2.23V。内蔵参照電圧。
  • AR_INTERNAL1V0: 1.0V。内蔵参照電圧。
  • AR_INTERNAL1V65: 1.65V。内蔵参照電圧。
  • AR_INTERNAL2V23: 2.23V。内蔵参照電圧。
  • AR_EXTERNAL: AREFピンに供給される電圧が参照電圧として利用される。

Arduino megaAVR Boards(UNO WiFi Rev2, Arduino Nano Every)

  • DEFAULT: 0.55V。内蔵参照電圧。
  • INTERNAL: 0.55V。内蔵参照電圧。
  • VDD: ATmega4809のVdd。Uno WiFi Rev2とNano Everyでは5V。
  • INTERNAL0V55: 0.55V。内蔵参照電圧。
  • INTERNAL1V1: 1.1V。内蔵参照電圧。
  • INTERNAL1V5: 1.5V。内蔵参照電圧。
  • INTERNAL2V5: 2.5V。内蔵参照電圧。
  • INTERNAL4V3: 4.3V。内蔵参照電圧。
  • EXTERNAL: AREFピン(0から5Vの間)に供給される電圧が参照電圧として利用される。

Arduino SAM Boards (Due)

  • AR_DEFAULT: 3.3V。デフォルトアナログ参照電圧。Dueでは、これだけをサポートしている。

Arduino Mbed OS Nano Boards (Nano 33 BLE), Arduino Mbed OS Edge Boards (Edge Control)

  • AR_VDD: 3.3V。デフォルト参照電圧。
  • AR_INTERNAL: 0.6V。内蔵参照電圧。
  • AR_INTERNAL1V2: 1.2V。内蔵の0.6Vの参照電圧を2倍のゲイン。
  • AR_INTERNAL2V4: 2.4V。内蔵の0.6Vの参照電圧を4倍のゲイン。
i
Nicla Sense MEとNicla Voiceのアナログ参照電圧は、1.8VDC固定で、ソフトウェアでは設定できない。

書式

サポートされているボードでアナログ入力の参照電圧を変更するには、以下の関数を使う。

analogReference(type)

C言語シグネチャ(avr)

void analogReference(uint8_t mode);

引数

この関数は以下の引数を受け付ける。

type参照電圧の形式。具体的な値は説明の項目を参照。

戻り値

なし。

注意

参照電圧を変更後の数回は、analogRead()の戻り値が不正確になることがある。

0Vよりも低い、もしくは、5Vよりも高い参照電圧をAREFピンに入力しないこと。AREFピンの外部参照電圧を利用するときは、analogRead()を呼ぶ前に参照電圧をEXTERNALに設定すること。

そうしないと、内部で発生させている参照電圧とAREFピンとがショートし、Arduinoボードのマイクロコントローラを破壊することがある。

5kΩの抵抗を接続して外部の参照電圧を与えると、外部の参照電圧と内部の参照電圧とを切り替えることができる。AREFピンには32kΩの内部抵抗があるため、接続した抵抗によって参照電圧が変わることに注意すること。2つの抵抗が分圧器となるため、たとえば、2.5Vを供給した時には、2.5(V)×32÷(32+5) = ~2.2VがAREFピンにかかることになる。.

参照

オリジナルのページ

https://docs.arduino.cc/language-reference/en/functions/analog-io/analogReference/

実装の解析

analogReference()

最終更新日

August 16, 2026

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